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ベン・ウィッシュな休日Ⅰ...以前の記事
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A Very English Scandal 3話まで観ました☆3話はとてもよかったです。1~2話はそこまでの布石。 Wikipedia の《ソープ事件》を読んでいたのでよくわかりました。 (日本語のこの項、もう、このドラマのことも載っていました) とにかく、キャスティングが抜群でしたね。みんな合っているし、どなたも上手い! ノーマン暗殺に関わる小悪者たちの滑稽さ!!女性群のたくましさ!! ピーター・ベッセル役の人、パブの女将さん最高! 2話を見終わって、とにかくテーマ曲がうるさいくらい畳みかけて、ドラマにリズムを与えていましたが、途中から、あのテーマがモーツァルトの25番に聞こえて、『アマデウス』とごっちゃになって、困りました(笑)絶対下敷きにしていると思う! ***** Telegraph Magazine をちゃんと訳したくなりました。(友人に頼んで紙のマガジン取り寄せました) 公判で、Norman がはっきりと公言したこと、 「自分みたいな存在が、体制側の圧力で、殺されたり、闇に葬られたりしないで、公に知られることを求める」というのと、 ベンが記事の中で、階級間の確執もあると。 演劇の世界にも明らかに上級クラスとそれ以下のクラスとの違いを思い知らされる場面に直面し、それは自分も感じている。 このドラマは、ゲイスキャンダルということそのものと、階級差という問題も描いていると。 髪型や服装も70年代っぽいのが、ダサくて、ノーマン・スコットが馬丁だということもあり、ベンの美しさは横に置いといた演出・・・・? (それにしても、ベン、何着洋服着たのだろう!というくらい着てましたね) ノーマンが法廷を出てすぐの言葉、 I was rude, I was vile, I was queer, and I was myself という言葉に集約されるような、 ノーマン・スコットという人物が正直・天然だが、したたかに賢く、精神安定剤も飲んでいたような・・・たいへん不可思議な人物なので、ベンもそれを考えながら演じ出していた感が強かったですね。 Tragic comedy ・・・・ 泣き笑い・・・・・ 3話のベンは魂が透けて見える場面、ちょっときれいだった。 階級差は、ジェレミー・ソープが、公判後であってもごちそうを運ばせるのと、ノーマンがバスに乗る前にお菓子か何かを買って帰るのの対比がはっきりと示していましたね。 (蜜月の頃、深夜二人で一緒に乗ったバスの2階の席で・・・・それを思い出す最後のシーン) ベンもインタビューで言っているように、二人の間には確かに《ある愛》があったのですね。 ***** ヒュー・グラントが本当によかった。(これが彼の代表作になるというレビューも読みました) コメディができる人は本当に上手いことがわかるほど、繊細なきめ細かいところの演技が本当に微妙に上手い! (パディントン2でも感じました) Get Norman Scott a national insurance card! という運動が始まらないのでしょうか?このドラマ影響で・・・・?! ***** Be~n、 このドラマであなたが伝えたかった、 ★ノーマンとジェレミー・ソープの二人にしかわからないある種の愛 ★Gay というマイノリティ、社会的弱者の人間としての尊厳と、英国に根強く残る階級差の問題の提示 ★ノーマン・スコットに起きたこと、現在置かれている状態をちゃんと(ベンの言葉で言うところの properly に)公に知らしめること ちゃんと伝わりましたよー♡♡♡ と、お伝えしておこう。 uraracat 拝 * * * お・ま・け * * * 『ジョヴァンニの部屋』ジェームズ・ボールドウィン作
by uraracat
| 2018-06-17 07:26
| テレビドラマ
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