All About Ben Whishaw :イギリスの俳優ベン・ウィショーのインタビュー記事の訳、舞台や映画のレビュー、写真等、ベンに関する情報やおしゃべり・・・
by uraracat
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ハフィントン・ポスト ベン・ウィショー&ポール・シュナイダー インタビュー

【The Huffington Post】
Dan Persons, Film Journalist Posted: September 18, 2009

Mighty Movie Podcast :Ben Whishaw
and Paul Schneider on Jane Campion's
Bright Star



→ Audio Inteview of Ben & Paul ベンとポールのオーディオインタビュー

04:30
Interviewer: 誰かキーツを知る人物にはお会いになったのですか?

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(後ろから笑い・・・)

Ben: いいえ、キーツの Head は見ました。

Paul: 本物の頭?ああ、デス・マスクのこと?

Ben: というか、ライフ・マスクです。ハムステッドのキーツ・ハウスにある。とても美しいものです。それと手紙です。
(冗談めかして)Mr.ブラウンは?


Paul:
ぼくはもちろん誰にも会っていませんよ。
その質問に拍手しますよ!(後ろからも笑い)

Int: Thank you.

Paul: これで1対0ですね(笑)

Int:
映画撮影というのは、役者にとって何時間もまたされたあと、30秒くらい撮って、それを3,4回繰り返してまた3,4時間待たされる。そういう酷な職業でもあります。
この映画はデリケートな雰囲気にあふれたとても視覚的に美しい作品でした。ジェーン・カンピオン監督は、パッションと実際のセットの間をどのように演技で埋めるように要求したのでしょうか?何百万円もするような機材、撮影隊、そして携帯電話・・・。その真ん中にいらっしゃって、現実の世界からあの映画の世界に入っていくのはどんな感じでしたか?

Paul:
あなたがおっしゃった光景というのは確かに別のところでは見られることです。でも、今回のこの映画に関しては、実にグレートなコントラストでした。(ベン、君もそう思うだろう?Ben: Yeah!)感謝祭の晩餐のようでした。情熱とか家族の機能不全とか、それらのことを正しく行うための愛ある闘いでした。バケーションというかキャンプのようでもありました。なんというか・・・、仕事ではないような・・・。

Ben: (助け舟を出すように・・・)
決して退屈することはありませんでした。ただ待たされるというのではなく、常にスイッチは入っている状態というか、連続性がありました。


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Paul:
ここでは特別でした。ぼくにとっては難しいことではありませんでした。大変な仕事でもありましたが、いい意味での大変さでした。遊びの意味で楽しいというのではなくて難しい仕事に取り組む歓びがありました。ジャズの即興でもやるチャンスをもらったような・・・。きっとこれほどの満足感を得られる仕事はもうないかもしれません。

Int:
映像美をこれほどみごとに思いを込めて撮るために、ジェーン・カンピオンは何を要求したのですか?

Ben:
これはぼくの印象ですが、ジェーンは、俳優にフォーカスします。表面的に見えていることではなくて俳優が自分でも気づいていない部分を見透かしてしまうようなところがあります。まだその俳優をよく知りもしない段階においてもです。
他のことにおいてもぼくは彼女が不機嫌と感じたことはありませんでした。信じられないくらい俳優自身を見抜き、俳優のベストを引き出そうとする力がありました。それは他に一緒に仕事をした監督以上でした。





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Lifemask & Keats House in/outside photos from here
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キーツとブラウンが 一緒に詩作していた
Parlour の窓



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映画での、ブラウンの家を出て下宿に住みだしてから、病気を押してファニーに会いに来て倒れていた藪の下のモデル地?

(この3枚の写真はキーツ・ハウスのもので実際の撮影に使われた現場ではありません)




Paul:
本当にそうです。間接的ですが、うまいやり方なんです。
今までのどの仕事も最初、背中を押されるというか、ワイヤーに吊られて高いところから突き落とされるようなものでした。それがいやで役者は No! No, No・・・ということになるんです。監督とはそういうものだ、と思っていました。そんな中で「今、自分はまぬけに見えてるだろうな?」とか「Huffington Post にNo Good だと書かれるだろうな」とか(ベン、後ろでケラケラ)感じてしまうんです。ストレスフルな時間です。

(ジェーンとの間にも)最初は監督と俳優の緊張感はありましたが、監督の態度は
「わからないことはあるかも知れない。でもやれる」というものでした。
(ベンもそうだったと思いますが)最初自分では「I can't do this 」と思っていました。
でも2週間くらい経ったら、だんだんやるべきことが見えてきました。ぼくはスコットランドなまりを習得しなければならなかったので、そのためのオーディオブックを買って聴くことから始めました。



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この映画の後でぼくは彼女のことを Social Dynamics(社会力学)の天才じゃないかと思いました。適材適所に人を配して一緒にして、あとは皆に任せて放って置く。
ぼくはケリー・フォックスのことをよく観ました。彼女は以前、ジェーンと仕事をして成功していましたから。ケリーはとても良心的な人物で、なんというか、禅のような静けさを湛えていました。どんなにクレージーな撮影状況においても雨が降ろうと槍が降ろうと「絶対大丈夫」という態度でいました。

もし、その人を信じることができれば、どんなことでも必ずできる。信じていないと外面にそれが現れてカメラにも映ります。もし共演者と信頼関係がなければ、それは卵の殻の中で演技をしているようなものです(ベン、「うん」)。親密性は装うことはできません。少しでも愛していれば、映画の中で " I love you " と言うのが本当にそう聞こえます。


Int:
やっている途中で、役柄が自分の中で育っていきましたか?「これが主人公だ」と感じた瞬間はありましたか?

 
Ben:
Well, さっきも言いましたが、一つ一つのことをこうやれというやり方ではなかったわけです。「これが彼だ」と感じた瞬間というのは一度もありませんでした。
いい瞬間だったと言えば、僕にとっては多分リハーサルの時、ジェーンが来て、「キーツが書いた手紙をもとにしてとにかく、大きなミステリーの中に入り込む。ただその場に存在すること。全てを理解していなくても、つじつまが合わなくても気にしないでただその場にいる勇気をもちなさい」という、(まさにキーツが言う)「湖の中に飛び込んで、水を楽しみなさい」というものでした。
それがぼくにとって一番大事な瞬間でした。


Int:
さっきおっしゃっていたように、セットでの撮影というのは自発的に進められて行ったのですか?

Ben:
ぼくが感じたのは、ジェーンはかなり準備をして、たくさんのオプションも用意してありました。たまにぼく達に、気をつけなければならない矛盾点のメモのようなものをくれましたが、あとは撮影の日、現場にきて「今日はこのシーン」ということだけが決まっていて、後はその日、その時になって全くオープンな中で自発的に進められたと思います。


Paul:(抄訳)
ぼくの役にしてもイギリス人の俳優を使えば、アクセント・コーチ代や航空チケット代を浮かすことが出来たわけなのに(ベン、笑う)、役にふさわしいと思ったら、彼女にとってはそういうことは二の次なんです。そのような信念に基づいていますから、何が起こっても、「この女性を信頼できる」という雰囲気で包んでいました。1年半経った今、そのことがぼくを育てたと思っています。


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Int:
彼女と一緒に仕事をするということはさっきおっしゃったような感覚なのですね?

Ben:
ええ、全くそうです。彼女は自分で雇った人が好きなんです。ぼくが今までやったどの監督よりも、それを感じました。役者やスタッフがもたらすことをとても喜ぶのです。その人たちにとても興味があって愛があるんです。それぞれの内面をみてそこから色々なことを引き出すのです。
ぼくは、あのような、人生が変るような経験は初めてでした。



― 後 略 ―

(了)












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ポール、まだ役作りで体重増やしたときのままのようです。(アビーはこの映画の後に痩せたのはどういうわけ??)






→ YouTube Paul Schneider Interview ポール インタビュー

02:16(about Ben)
Interviewer : ベンと共演してどうでしたか?

Paul :
It’s very great!

ぼくたちはすぐに打ち解けました。
撮影前にジェーン(カンピオン監督)は、ぼく達たち二人を湖水地方にピルグリム(巡礼)のように旅行に行かせました。イングランドの北西です。キーツもブラウンと一緒に旅をしたからです。
ベンとぼくは2,3日、泥に足を取られながらも湖水地方を歩き回りました。

ぼくは何となくアシスタントのように振舞って、もう演技が始まっているみたいだ、とベンが気づきました。記録する必要はありませんでした。ぼく達はすぐにいい友だちになっているように感じました。

ゴージャスな湖に囲まれた、ゴージャスな田舎の、ゴージャスな地域で、山を登ったり降りたりという、とてもワイルドな経験をしたんです。

そして帰ってきました。
あとでベンにも言ったんですが、真に力のある相手と仕事すると自分でも演技していると意識しないうちにいい演技をしてしまうらしい。ぼくはただ彼の向かいに座って、彼の能力に魅せられていました。



********


☆イングランド 湖水地方(Lake District)の写真



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by uraracat | 2010-12-31 13:35 | 耳で聴くベン・ウィショー | Trackback | Comments(1)

思索する男 ☆ A Thinker hands behind his back

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L.A. Premiere After party at the mansion of Liv Ballard in Beverly Hills
for more photos click here

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photo at the London Film Festival 2009 (from B.W. Oui Oui)



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by uraracat | 2010-12-30 11:57 | 写真/雑誌撮影 | Trackback | Comments(0)

ベン・ウィショー & ジェーン・カンピオン トロント映画祭インタビュー 

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トロント国際映画祭 ベンとジェーンのインタビュー・クリップ




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02:04
ジェーン:
リハーサルがすんで、衣装ができてきて初めて見たとき、「あ~」と叫びました。
あまりに美しくてしばらく忘れられないくらいでした。ほとんどが手縫いです。
あの衣装のおかげであの時代の雰囲気が出て、映画が引き立ちました。
ある意味、衣装がすべてのストーリーを物語る役割もしました。宝物と言ってもいいです。




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02:35
ベン:
あの頃はロマン主義の時代でした。イギリスの歴史の中においても興味深い時代です。
産業化についての反発でもありました。アーティストが世界に向かって反対声明を述べたようなものです。工場製品が増えて感覚的なことやエモーショナルな人間らしさが損なわれるもととなる近代化に対してです。実に興味深い時代です。





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03:09
ベン:
本当に美しい映画です。ぼくが自分の出た映画をこんなに誉めることはめずらしいんですが・・・。みなさんにみていただくことができてとてもうれしいです。




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by uraracat | 2010-12-30 01:10 | Bright Star インタビュー | Trackback | Comments(0)

ベン・ウィショー 映画 『ブライト・スター』 のコスチューム

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(photo from here




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 (photo from here

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☆コスチューム担当のジャネット・パターソンは、この作品の衣装で、英国 BAFTA 賞、米国アカデミー賞の衣装デザイン賞でノミネートされました。
そしてオーストラリアの AFI Awards(Australian Film Institute)賞 ではみごとに受賞 ♪♪






キーツハウス(ハムステッド)で展示された映画の衣装
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(photo from here

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(photos from here) 
























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雑誌 ELLE の記事 (クリックすると拡大できます)








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by uraracat | 2010-12-30 01:00 | その他のインタビューなど | Trackback | Comments(0)

I Am Not There .............

♪ Do not stand at my grave ♪

Do not stand at my grave and weep
I am not there, I do not sleep
I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain.
I am the gentle gentle autumn rain.

Do not stand at my grave and weep
I am not there, I do not sleep
When you awake in the morning's hush
I am the swift uplifting rush
Of quiet birds in circled flight.
I am the soft soft starlight, starlight at night.

Do not stand at my grave and weep
I am not there. I do not sleep.



YouTube : Libera   ♪ Do Not Stand at My Grave and Weep



♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪


友人が乳がんで亡くなった。(一時、「レントゲンではがんが消えた」などと言っていたからすっかり安心していたのであまりに突然のことできつねにつままれているよう・・・)悪化してから3ヶ月(聞かされていないけど、闘病は多分壮絶だったと想像)あっけなく。。。。。

東京からは長距離のところに越して行ってしまっていて、距離を理由に気持ちまで遠ざかってしまっていたから、その自分の薄情さにも苛立ち、何ともどうしてよいものか気持ちがぐじゃぐじゃ。。。今さらお連れ合いにお悔やみを言ったところで、彼女の辛いときに何もできないばかりか、充分な思いも馳せなかったわけだし。。。


この暮れは、何かと気持ちが揺れることが多かった。

先行きの見えない仕事のこれから。プライベート。社会の問題・・・BS の世界のドキュメンタリーを見たものだから、気持ちの始末が悪い・・・。私の信条は、「世界を見渡して自分ができることは何かを考えて生きる」だから、日常的なニュースを避けている分、年末にまとめてお勉強。。。

でも、内容が、真実味が伝わりすぎてきて、重い!!!Heavy!
だが、人類は本当にくるところまで来ている。終末的・・・なところまで!

撫順の捕虜の認罪の実態、モンゴルのマンホールチルドレン、亡くなった小田実の胃がん闘病中の痩せた姿、Peaceful Tomorrow の活動とそのボイコット、イラク人とアメリカ人若者のディベート、民主主義は存在するのか、本当の表現の自由はあるのか。。。

数日前、プライベートで歌の仲間でやった忘年会の席でさえ、戦争問題が話題となり、その中の若い子の
「世界が資本主義である以上、戦争は絶えるどころか拡大する一方でしょう(兵器製造を仕事とする人たちがいる限り)」という言葉が今も耳から離れない・・・

人類は本当にどこに向かおうとしているのか???



そんな中、マイノリティであろうと、孤軍奮闘であろうと、自分の信念を守り続けて、頑張り続けている人は必ずいる!(自他ともに proud だと言われ言える自分であるために)

それだけが救いだ。



♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪


そして私のこういったぐじゃぐじゃな気持ちを払拭する一番の方法は、
まず、食べる!(でも、ドカ喰いですぐ太るので別の問題も生む・・・笑)
次は寝る!(建設的ではないので、↓ の段階にいく前段階・・・再笑)
" Tomorrow is another day " by Vivian Leigh

そしてあとは、
正しい(と思える)考え方に出会う。
美しいものを見る。
自然の中に同化する。
" Beauty is truth, Truth is beauty " by John Keats

などなど・・・
(↑ この辺のことは私にとっては全くベンに通じます)


ちなみに、昨日は寒いのも手伝って相当やばい精神状態になったので、
同種療法(笑)で、外に出て風を感じ、冷気を感じ、冬の空気の清さを取り込んだ。

そして、久しぶりの図書館タイムを満喫して、かなりの量の絵本や詩の本、
デザインやアートの本で目の保養と魂の栄養補給☆

そして最後の仕上げは
長風呂に浸かる。
中で歌を歌う♪

その歌が、上記のご存じリベラのこの歌だったというわけです ♪
今年の歌の忘年会で100%の実力が示せなかったので悔しくて、
違う歌だけど、これを来年用に練習しようと選曲。(でも、難しすぎっ!)

なんとなく、歌って亡くなった友人の供養にもなればいいなあとも思いながら ♪ ♪ ♪
2時間くらいお風呂に浸かってたわ。(追い焚きすること3回・・・笑)

彼女には、なんとなく持ってたストーン・ヘンジの絵葉書に
英語ではお決まりのお悔やみの言葉を添えてお連れ合いに送った。
" May your soul rest in peace " 


♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪


文学というか、ものがたりというか、言葉の持つ力の大きさに感謝せざるを得ない。
この歌の持っている普遍性というものが、自分を孤独でないと思わせてくれる。

思い=言葉=精神=宇宙=普遍 それは万国共通であるばかりか、ありとあらゆる動物・植物・鉱物・天体。。。。森羅万象、全て自分を取り巻くものと人間は同一なのだと歌っている ♪

希望とか愛とか手垢のついた言葉では陳腐にすぎる。

普遍☆

メロディもあまりにも澄んで美しいものだから
私のぐじゃぐじゃな気持ちも千の風になってどこかに飛んでいった。。。♪(笑)



♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪


そして、そして なんとおまけがついていたではないか!!!
前にも観たはずなのに、これを歌っている子の名まえが
Ben という名だったなんて!!!なんてプレゼントなんだ・・・!

亡くなったSさんも風になってもう宇宙を飛び交っているのでしょうか???

じめじめした話になってしまってすみません!
私の中の普遍が、年末に嫌な思いも大掃除してしまって、晴れやかな新年を迎えたくてデトックスしたみたいです。怪しい精神トリップにお付き合いいただきましてありがとうございました ♪

ベンはいつもいつもそんな私の指標であり、救世主☆
その効果はこんなに私にドカ喰いされてもちっとも減らないばかりか、益々増殖する一方・・・笑



お口なおしに私のここ数年の Favorite な番組(『アメリカン・ダンス・アイドル』)から
振付師の乳がんの友だちを励ますダンス
→ Breast Cancer piece : So You Think You Can Dance season 5



それから、これは 今年まだFox Japan で放映中のもので、何週間か前のもの。
かっこいい!
→ ♪ by Ashleigh and Jakob : Season 6


まだおまけのおまけがっ!!!

↑ を踊っている Jakob のことを番組プロデューサーで審査員(ガンのダンスで最初に泣いていたイギリス人)のナイジェル・リスゴーが
「『キャバレー』にも出ていた Joel Grey みたいだった ♪」って評したのよ!

Joel Grey って彼よっ ♪♪♪                ↓

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♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪ ・ ♪





おまけの付録 ♪

Jakob Karr のトリビュート・クリップ



なんと、ジェイコブ君、まだ18歳だったー!! (顔はちょっとヒュー・ダンシーに似てません?)
日本でやってるシーズン6は番組まだ途中で、結果は出てない(本国アメリカでは出てる)ので見ないようにしていましたが、あまりに彼のラインが美しく・・・。これを見つけてしまいました。
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by uraracat | 2010-12-29 12:53 | 音楽・芸術 | Trackback | Comments(3)

デイパックを背負う男 ☆ What are you carrying in it ?

CDs and books・・・maybe a script ?



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 オープニング(『Cock』)の夜なので一応、革靴なども履き・・・。何だか大きな荷物ももう一つ。ラジカセ?






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お*ま*け ♪
NYの舞台『The Pride』。ルシール・ローテル・シアターのステージドア前で ♪♪

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by uraracat | 2010-12-29 09:22 | 写真/雑誌撮影 | Trackback | Comments(0)

ベン・ウィショー Guardian - Guide 欄 インタビュー記事

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ベン、テレビが2年間も壊れたままといいながら、" The Apprentice " というリアリティ番組を観ていたんですって!どこか別のところで観るよう努力してたけど、最終回は見逃した。Lucinda という女性参加者を応援していたみたい。



上記番組、The Apprentice (見習い)、どうやら、日本で前にやっていた『マネーの虎』と『サバイバル』を混ぜたようなリアリティTVのようです。
ベンが観ていたときのは、アラン・シュガーというAmstrad という企業の大富豪が自社の見習い社員を雇うかどうかを、番組で課す質問に答えたり、試練を乗り越えることによって(落とされる人は" You're fired !")最後の勝者が採用されるというもののようです。
以下 YouTube でどういう番組かの雰囲気がつかめます。(実際のをみたことがないので、よくわかりませんが、アラン・シュガー氏の毒舌というか、品の悪さが売りのような感じでしょうか・・・?)




喝っ!落としまくるアラン・シュガー!
→ Sir Alan Sugar Best Moments (The Apprentice UK - Series 4)
(ルシンダ、若草色のストールをしたり、赤い服を着たりして目だっている。アピールが上手いかも)

クレア、難関を突破!アランの毒舌が飛ぶっ!「見あげたものだ、このわしに歯向かうとは・・・おまえが次のチーム・リーダーだ!顔も見たくない。そのドアから出て行け!」
→ the Apprentice-claire getting owned by alan sugar

ルシンダ、健闘むなしく落とさる!!アロマセラピーや薬学をやってる、ルシンダ。
アラン「うちの会社には合わない・・・」
→ The Apprentice UK: Series 4; Why I Fired Them - 6 of 6

ファイナル4にまで残ったルシンダ、落とされてからの心境を語る
→ Lucinda Ledgerwood exits The Apprentice
(ベンが応援していただけあって、意志がしっかりしていて利発で人も良さそう♪)

上記記事の最後でベン、雇われることになった「Lee はその後ちゃんとやっているのだろうか?」と言及(笑)
→ 勝者 Lee のインタビュー


おまけ ♪ 我らがベンではありませんが・・・
→ Ben gets fired!





【Guardian 】 Guide欄 Jun 28 - Jul 4 2008
Is this it?
テレビシリーズ Nathan Barley でおちょくられ役もやれば、若き日のボブ・ディランもやる。はたしてベン・ウィショーはひとりの男はどれほどの道を歩むものか知っているのだろうか?



何を考えていらっしゃいますか?

そうですねえ、今はちょっとくらくらしています。一分前までぼくの車のドライバーとすばらしい会話を楽しんでいたのです。ペルシャ語の原語で、RUMI の言葉を引用してくれたんです。とっても美しかった!
ところが、今もうこうやってあなたと話してるんですから。何だか調子が狂います。


新しい恋人は何ですか?

Criminal Justice というBBC のドラマを撮りました。誰に起きてもおかしくない最悪の悪夢に巻き込まれる話です。ぼくが演じるのは、ある晩知り合った女の子とその子の家に行って、朝起きると彼女が死んでいるという事件が起き、結局刑務所に入れられるという役です。
撮影は(イギリス南東Surrey 州の)チャートシーという町で行われました。凍えるほどの経験でした。時間が過ぎるのが遅いの何のって!とにかく何があっても絶対に刑務所には2度と来たくないと思いました。
ぼくの車の運転手は、前よりもよくRUMI を読んでくれるようになりました。ぼくのやりきれなさを感じ取ってくれたんだと思います。


お友だちは刺激的ですか?

あまり交友範囲が広い方ではありません。でも、今いる友人はみんなすごい奴らばかりです。誠実で、いい奴ら。人生で彼らと出会えたことは本当にありがたいことだと思っています。

愛してはいけない人を愛したことはありますか?

いいえ、ないと思います。人は誰でも間違いはあるものだと思いますし、どのような愛も愛に変わりはないのではないでしょうか?


はじめてのことを憶えていますか?

『パフューム』の撮影に入る前、ダスティン・ホフマンと一緒に食事をしている自分に気がつきました。これが本当に現実なのか?と疑うほどの人物を目の当たりにした初めての経験でした。夕食の席で、伝説的な人物が自分の向かい側に座っているのですから・・・!


人の人生にはどれくらい道があるんでしょうか?

ぼくは、クールなコンテンポラリーっぽいダンサーになりたかったです。踊れないんですけど。
歌い手にもなりたかったし、画家にもなりたかったなあ。ガーデナーもクールだと思います。



O Brother where art thou ?

ぼくと双子の兄弟ジェームズは、およそ二人の人間が持ち合わせる違いの全部を持ち合わせるくらいに似ていません。一卵性ではありませんので、テレパシーのようなものも全くありません。彼は確か今・・・実際、彼がどういう仕事をしているのか説明さえできないほどです。彼としてみれば自分のことに言及してほしいかもしれませんが・・・。


あなたの魂は喩えて言えば何ですか?

' セクシーな猫の悪魔 '(slinky cat demon) だと思います。


What lies beneath?

『ブライト・スター』という映画に出てキーツを演じました。彼は、経験すること、そのセンセーションの瞬間に、何ごとにも意味づけすることなく丸々身を委ねることがどんなに素晴らしいかを述べています。ぼくはこの、他の一切のことにとらわれず、瞬間瞬間を生きる、という考え方が好きです。

Who is he and what is he to you ?

ぼくは何人かの特別な人たちと一緒に仕事することができてとても幸運だったと思います。
『クリミナル・ジャスティス』ではピート・ポスルスウェイトとやりました。彼は実に地に足のついた人です。ぼくたちは一緒に煙草を吸ったり、ビールを飲んだりしました。
そして『パフューム』ではダスティン・ホフマンのセットでの道化ぶりに驚かされました。
ある時彼が、大真面目な顔をしてみんなに言ったのは、
「あまりに驚いたことがあるのでみんなに言っておきます。。。。。今日は誰もセットでおならをする人がいなかった。Well done !」



Deal or No Deal ?

ぼくは本当にテレビを見ません。テレビが壊れて2年です。
でも、The Apprentice という番組はすばらしいので、どうにか見るようにしています。
Lucinda がとても気に入っています。最終回はまったく見逃してしまいました。Lee はその後いい仕事をしているんでしょうか?彼はとてもいい奴だと思います。



Is This It ?

今はナショナル・シアターで Some Trace of Her というドストエフスキーの『白痴』に想を得た舞台の稽古に入っていて、今もちょうどそのリハーサルに向かうところです。
運転手が今ペルシャ音楽の音をかなり大きくしました。多分同じインタビューの中で、ぼくが、ドストエフスキーの話とあなたがぼくにした他の質問の答えを一緒にしちゃってることをいぶかってのことでしょう。



(了)



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きゃあ~ 今、BS で「認罪 ~ 中国撫順戦犯管理所の6年」という番組をみていましたが、『パフューム』とタイプしてダスティン・・・・って打とうとしたら、その瞬間に『パフューム』のサントラが流れた~。グルヌイユが工房で一人で調合しているところでかかる曲が・・・♪♪ 煙草 と訳してたら番組で答える戦犯の煙草という言葉もシンクロしたっ!
私がBSを観るのも割合が多いし、『パフューム』が効果に使われる率も高いんだけど、それにしても私が記事を書いている言葉をなぞるようにタイミングがシンクロするのよっ!書いている時間も多いから・・・?(笑)) 

この雑誌(?)の性格と質問内容がなんだかつかめないまま訳しました。
ちょっとくだけた感じなのかしら?
あと、質問の仕方につながりがない気もするなあ?
いつもする決まった質問内容が用意されてるのか?

って書いてたら前にはーやさんのブログにもこの訳が載っていたのを思い出し、訪問させてもらったら、この記事はガーディアン紙からのものでした。そしていつも変化球の質問をその時の時事的な話題にからめた言葉で訊くものらしいです。




ベンはいつも運転手つきキャブで通っているのだろうか???
セレブぅ~!!! 
仕事が立て込んでいるときだけかなあ。
オフの時はデイパック背負って、路上で遭遇する人もいるものねえ・・・
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by uraracat | 2010-12-27 13:34 | Best Clips/Articles | Trackback | Comments(1)

Ben in his nature  . . .    素っ ☆

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by uraracat | 2010-12-27 01:10 | 写真/雑誌撮影 | Trackback | Comments(0)

ベン・ウィショー 舞台 『 His Dark Materials 』 ☆*☆

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In 2003, Whishaw made his West End debut at London’s Royal National Theatre in their two-part, six-hour stage adaptation of “His Dark Materials,” based on the works of famed British fantasy novelist, Phillip Pullman.

Nicholas Hytner directed a theatrical version in December 2003, running until March 2004.
It starred Anna Maxwell-Martin as Lyra, Dominic Cooper as Will, Timothy Dalton as Lord Asriel.







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日本では映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(=" Northern Lights ")で知られているフィリップ・プルマンのファンタジー三部作。残念ながら小説も読んでいないし、この映画も観ていないのですが、ベンが出た舞台の写真集のみで空想。。。










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→ 映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』日本版予告編


以下は Wikipedia より貼付け ↓

『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(原題:The Golden Compass)は、2007年のアメリカ映画。イギリスの作家フィリップ・プルマン作の『ライラの冒険』シリーズの第1巻『黄金の羅針盤』を原作とする実写作品である。

日本ではギャガ・コミュニケーションズ・松竹の配給により2008年2月先行上映、3月に公開。

2008年10月、続編2作の制作について、制作会社は無期限で延長することを決定したとContactmusic.comが伝えた。理由としては、世界的な金融危機の影響が指摘された。

2009年12月、制作会社から続編の制作について断念することが発表された。北米カトリック連盟が「子供に対し無神論を奨励する映画だ」などとしてボイコット運動を展開したことからアメリカにおける興行収入が振るわなかったことが理由であるとされ、原作者であるフィリップ・プルマンが遺憾の意を述べる事態となっている。





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映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』(原題:The Golden Compass)
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知っている出演者のみ列挙 ↓

アスリエル卿:ダニエル・クレイグ
コールター夫人:ニコール・キッドマン
セラフィナ・ペカーラ:エヴァ・グリーン
ファーダー・コーラム:トム・コートネイ (『ドレッサー』『Ready when you are Mr. McGill』)
第一評議員:クリストファー・リー
パンタライモン:フレディ・ハイモア(声の出演)
イオレク・バーニソン:イアン・マッケラン(声の出演)
ステルマリア:クリスティン・スコット・トーマス(声の出演)

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そして、サイモン・マクバーニーも出ていた!(上記予告編にも映っています!)
Fra Pavel 役で。











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私、内容と役名をちゃんと調べてないのですが、ベンは自分では、クマ(パンサービョルネ)と魔女の一人と聖職者と人形使いを兼ねていたと言っていました。
(多分ビデオかなにかの映像資料を、ナショナル・シアターのアーカイブで観られるかもしれないのでいつか絶対に確認するぞ!今から楽しみ~♪♪♪ っていつ行けるのだろうか・・・・・笑)

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by uraracat | 2010-12-26 08:30 | 舞台 | Trackback | Comments(1)

ベン・ウィショー EXAMINER  インタビュー記事訳 

Ben Whishaw loves playing dark and
damaged characters

September 25th, 2009  By Carla Hay, Celebrity Q&A Examiner


多くの役者がそうであるように、イギリス人俳優ベン・ウィショーも実生活では内向的である。しかしながら彼と何度か話をしてみると、多面的な性格を反映するかのように、彼がいたずらっぽい眼光を放つのに気づく。

2006年の『パフューム ある人殺しの物語』、2007年の『アイム・ノット・ゼア』、2008年の『情愛と友情』、2009年の『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』といった出演作において、<外に現れている以上に、主人公の内面では様々なことが起きている>という役どころを演じることで、彼が実力を示してきたことに疑う余地はない。

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『ブライト・スター』(脚本・監督はアカデミー賞受賞歴のあるジェーン・カンピオン)でウィショーは実在したイギリスの詩人ジョン・キーツを演じている。キーツは1800年代ロマン主義時代の偉人の一人である。『ブライト・スター』の物語の核心は、キーツと当時、隣に住んでいたファニー・ブローン(オーストラリアの女優アビー・コーニッシュが演じる)とのラブ・ストーリーである。ファニーは貧乏詩人との恋を認めようとしない社会の壁に直面する。





『ブライト・スター』が2009年トロント国際映画祭で、カナダ・プレミアとして上映される何時間か前、トロントのヨークヴィル近隣のインターコンティネンタルホテルでウィショーに会い、1対1のランチタイムインタビューを行なった。
彼のスクリーン上の人物像はしばしばダークでミステリアスであるが、ウィショー本人はインテリジェントで、はっきりとものを言う、紛れもない一流のタレントである。我々は将来、この俳優から素晴らしいものをもっとたくさん見せてもらえることであろう。



ジョン・キーツを演じることになった時にどういうことが心の中をよぎりましたか?そして何が一番あなたの責任だと感じましたか?


そのことについてジェーン(カンピオン)と話し合いました。というのも、リハーサル中に、ぼくは急に演じるのがとても恐くなったのです。ジェーンの答えは
「私たちは私たちの読み取り方をすればいいのです。キーツについてできるだけ多くの資料を集めるのです。生前彼がどうだったか知る者はいません。誰も彼が出ているビデオを持っていません。彼を知る者はもうこの世にはいません。ですから私たちにできる唯一のことは、私たちが彼を愛しているということを信じることです」
ぼくはその返事を本当に素晴らしいと思いました。そういう意味においてぼくは本当にキーツという男に愛を感じていました。そしてそれを信じました。


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キーツの書いたものであなたが個人的にインスピレーションを感じた作品はありますか?

前には彼の作品を知らなかったのですが、彼の手紙の中の一通に書かれている“ネガティブ・ケイパビリティ”と呼ばれる考え方に出会いました。これは、<究極的に不確実だ、疑念だと思われることでも、その中に身を置いてみることで、我々はその世界に自分が存在できうる>という概念です。奇しくも" His Dark Materials " (『ライラの冒険』)というファンタジー小説三部作を読んだ時にもこの言葉と出会いました。あれはお読みになりましたか?

はい、読みました。

主人公が別世界へ行くとき、(著者の)フィリップ・プルマンはキーツの<ネガティブ・ケイパビリティ>を引用しています。別の宇宙へ行くときの心の状態はまさにこういうものなのではないでしょうか。キーツはまさにそれを言っているのだと思います。<知らないこと>の中にいてもリラックスできるのだ、と。


あなたは、これが定番、という役者ではないと思いますが、心理的に追いつめられる役やダークな役柄が多いように思います。ご自身では、その傾向を打ち破ってもっと明るい役柄をやりたいとお思いなのですか?

自分では本当の意味で明るいタイプの性格だとは思っていません。ぼくが惹かれるのはある意味、複雑な役柄です。フィルムメーカーは人間の本質を探究する物語を語るのです。そして人間とはいつも欠陥のある存在です。


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ジェーン・カンピオン監督と一緒に仕事をしてみていかがでしたか?

ジェーンとのとても深いつながりを感じました。それは自分でもよく説明したり、分析したりすることができないものです。会話ではない類のコミュニケーションによってわかり合っていたと言えます。それはもっとエネルギーとでもいうか、本能的なものです。すぐに何かを感じるある種の人物のエネルギー・・・そしてぼくはジェーンに即座にそれを感じ、反応しました。お互いよく知り合う前からジェーンはぼくのことを理解しているように感じました。彼女には人間についての驚くべき直観があります。


『ブライト・スター』の中で撮影前、いちばん緊張したり興奮したりしたのはどのシーンですか?

ヴァレンタイン・シーンのことを思い出します。今思うと、何も問題ではなかったのですが、あの時は ―― あのシーンは比較的初期に撮影したのですが ―― ジェーンは全く自分でどう撮りたいのか掴んでいませんでした。ぼくはそのことにとても失望しました。でもその日、ジェーンをすごいと思うこととなったのです。彼女は何が起きてもただそれを信じたのです。ある意味、ぼくたちに心の準備をさせ、それからどのように飛び立つかただ待つのです。そしてぼくらがどこに飛ぼうと着いて来て、そのことに本当に満足なのです。

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才能ある監督といえば、あなたはジュリー・テイモア監督とも仕事をなさいましたね。映画『テンペスト』でアリエルを演じました。それについてちょっと話していただけますか?今回のこのヴァージョンに関してシェイクスピア・ファンに言いたいことは何でしょう?

[ヘレン・ミレンがプロスペラーとなって]プロスペローが女性によって演じられるということは実際、すごいアイデアだと思いますし、それがとてもうまく行ったのではないでしょうか。ジュリーは、しかしとてつもないエネルギーの持ち主で、ぼくは彼女と仕事するのをとても楽しみました。彼女はある意味、シェイクスピアに忠実であろうとしたと思います。そして、他の時代性を組み入れようとはしませんでした。ただシェイクスピアが意図したことをシンプルにそのまま描きたかった。彼女なりの忠実な翻訳になっていると思います。

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いつかご自分でも監督をしてみたいとお思いですか?

ええ、一度やってみたいと思っています。多分映画でしょう、でも先に舞台を演出するのがどんな感じなのか見てみたいとも思います。

すぐにウエスト・エンドがいいですか、それとももう少し小さいところで?

役者といる部屋がまず必要です。彼らがどうやるかみるための。

最初に演出する作品はオリジナル脚本のものがいいですか?それとも原作があるものの脚色?

わかりません。その時惹かれているものなら何でも。


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あなたは映画でよくアーティストの役をおやりになっていますが、芸術にとって悲しみと喜びではどちらの方がインスピレーションを受けやすいですか?

ぼく自身は悲しいことにとても惹かれます。そこには何か大きな感情の動きがあります。芸術作品によって感動するというセンセーションは人間の魂にとってとても大切なことだと思います。
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2007年に「アイム・ノット・ゼア」でボブ・ディラン、2005年に「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」でキース・リチャーズを演じています。実際、一緒に飲みに行くとしたらどちらのロックスターがいいですか?

どちらと飲みに行くのも、なんだかちょっと恐いですね。

ええ。キース・リチャーズはナイフを持ち歩いていましたし、ボブ・ディランは銃を持っていました。彼らを一緒にしちゃいけません!

[ベン、笑う]今はボブ・ディランの飽くなきチャレンジ精神には惹かれていますけれども、実際、選ぶことはできないと思います。ディランのペルソナ的なところ、つまり芸術家が持つ変幻自在性みたいなもの、にとても興味があります。常に変化し続ける人格とでもいうか・・・。

そしてそのペルソナは時には下着売りになったりもします。ディランが2004年に
Victoria's Secret(ランジェリーのメーカー) のテレビコマーシャルに出ていたのをご覧になりましたか?

いいえ。

それは残念です。なぜなら彼はそうすることによって人々が抱く今までの彼への期待を裏切りたかったのです。このCMで批判を受けましたが、それでも彼は伝説と呼ばれ続けていますし、人々は彼が次に何をするかに依然、興味津々です。

全くです。


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では、この次のプロジェクトについて話しましょう。

ロンドンで一つ舞台をやって、それからニューヨークでも舞台をやります。そしてその次はもし資金が集まれば、多分映画を一本。
ロンドンの舞台は " Cock " というタイトルでロイヤル・コート劇場でやる新作です。今からとても楽しみでしょうがありません。そのあと、ニューヨークで " The Pride " というのをやります。



役者になろうと決めたときのことを憶えていますか?

「役者になろう」と決めたはっきりとした瞬間の記憶はないんです。わかっているのは、母が取っておいてくれたぼくが6歳頃に書いた学校の作文の内容だけです。「大きくなったら何になる?」と訊かれて「役者になりたい」と書いてありました。その歳で役者の何たるかも知るはずがなく、どうしてそう書いたのか全く判りません。


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d0160581_23171919.jpgあなたは王立演劇アカデミー(Royal Academy of Dramatic Arts)を卒業なさっています。あそこではいつもディベートがあるそうですね。役者にとって、公式のトレーニングと実生活体験のどちらがより演技によい影響があるかという。あなたはどうお考えですか?


意図的にではないんですが、ここのところオフの時間が持てています。半年間ほとんど演技の仕事はしていません。それをとても価値あることに感じています。なぜなら、世界にただ自由に存在するだけでいいのです。そして人間としてただ ' 在る 'ということを体験するだけでいいのですから。次にやる演技の仕事のことに今すごく興味をそそられています。実生活(人生)と演技にはとても興味深い関係があるのは確かだと思います。


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あなたが演じた役のいくつかは、ご自分の実生活に基づくものだったと受け取ってもよろしいのでしょうか?(冗談めかして)私たちは、ジョン・キーツのようにロマンチックな詩の朗読をするあなたや、キース・リチャーズのような乱痴気パーティをするあなたを想像してしまいますが・・・?

[ベン、笑う] たまに、演じている役柄とその時実生活に実際に起きていることが同時にシンクロするという不思議な偶然があります。いつもではありませんがときどきあります。演じる役柄が自分の生活とダブります。それは意図して起きるものなのか、偶然に起きるものなのかはわかりませんが、時として、並行して起きることがあります。

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双子のご兄弟のジェームズは、アートに興味がありますか?

いいえ、まったくありません。

一卵性双子ですか、それとも二卵性?

二卵性です。二人ともお互い全然似ていません。あらゆる意味で対極と言っていいほどです。今現在、彼が何をしているのかさえ知りません。越して行ってしまいました。今、恋をしているようです。

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恋をするといえば、『ブライト・スター』の中のジョン・キーツとファニー・ブローンのラブストーリーは信じられないくらい感動的でロマンチックでした。あなたとアビー・コーニッシュはその物語に命を与えたと称賛されています。アビーがこの役にうってつけの女優だと感じた瞬間はありましたか?

大分早い時期にアビーと森の中を歩く、というシーンがありました。これが最初の瞬間かどうかわかりませんが憶えています。演技をしている時、ぼくが言った何かに対して彼女が笑いだしたのです。その時、彼女の表情が驚くばかりに耀いたのです。それは彼女の中から涌いて出たパワーのようなものでした。ぼくは " Oh, wow!" と思いました。その時、彼女と一緒に面白そうな旅ができそうだと感じました。撮影中、外ではほとんど話らしい話はしませんでした。どちらかというと直観的な関わりでした。

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キーツの作品の多くはファニーとのロマンスによって生まれたとされています。もし、彼が生きているときに彼女をこれほど愛していなかったら、彼は芸術家としてどうであったと思われますか?また、後世にどのように名を残したと思われますか?

社会的には、批評家や周辺の人たちからはもっと受け入れられていたかもしれません。彼がファニーに書いた手紙が発見されたとき、この男、この詩人が自分の感情をこうも率直に表現していることを人々は「何たることだ!」と感じました。彼がああも正直に書いたことが、ある種、人々には居心地が悪かったのです。もしかしたら、もう少し安定することによって、歓迎されたかもしれませんし、アウトサイダー的要素がもう少し少なくなったかもしれません。生前は自分自身のことをすることで、もう少し温かい(人の目の)中で生きられたかもしれません。



-了-




Source:www.examiner.com






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Ahhhh! Sigh ・・・!!!
The more I translated his interviews, the deeper my love goes into him !!!

' a first-rate talent ' だって☆!☆

初めて使われてる表現 。。。 (やっぱり?!?) 
そうよね 。。。ただ者ではない " ベン様 "

(ブログPart I の方にあの時点で気に入った部分の訳のみ載せましたが、ここには全訳を載せました)
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by uraracat | 2010-12-24 17:16 | ベスト10インタビュー 翻訳 | Trackback | Comments(1)