記事ランキング
最新の記事
カテゴリ
全体ベスト10インタビュー 翻訳 作品歴/ラインナップ 耳で聴くベン・ウィショー The Crucible(舞台) ロブスター リリーのすべて Hologram for King 007/Spectre パディントン 未来を花束にして 白鯨との闘い デヴィッド・コパ―フィールド Surge(予定作) ブロークン・ポイント Best Clips/Articles Bright Star インタビュー その他のインタビューなど ショート・フィルム 写真/雑誌撮影 London Spy Bakkhai(舞台) Mercury 過去の映画 テレビドラマ 舞台 文学・詩 音楽・芸術 ニュース ベン以外の人の記事 その他 FUKUSHIMA Public Service メリー・ポピンズ・リターンズ 未分類 画像一覧
検索
フォロー中のブログ
ベン・ウィッシュな休日Ⅰ...以前の記事
2019年 03月2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 タグ
ベン・ウィショー(416)
クラウド・アトラス(210) ベン・ウィショー(118) Richard Ⅱ(116) The Hour(110) ブライト・スター(91) Brideshead Revisited(61) Peter & Alice(57) 007/スカイフォール(56) パフューム(54) photoshoot(53) テンペスト(50) The Hour 2(41) Stagedoor(32) Lilting(28) ハムレット(26) London Spy(25) 映画『遺伝子組み換えルーレットー私たちの生命のギャンブル』
その他のジャンル
|
『リリーのすべて』観ました ☆ The Danish Girl
*アリシア・ヴィキャンデルがとにかくいい☆☆☆
助演でなく、主演だと思うけどなあ・・・ 『アンナ・カレーニナ』でドーナル・グリーソン=コースチヤと結ばれるキティ役のときから好きでした。。。) *エディ・レッドメインの繊細な演技が上手い (言葉以外のしぐさや表情で、静かな中にいっぱい感情の流れの表現=そういうところがベンにも通じる気がする) *ベンの存在感 短い出番でしっかり場をさらい、ヘンリクという人物を焼き付けた。 (違う空気にしてしまった、とも言えるかも。職場の同僚は「ベンだけ浮いていた」とも。) (同性愛者ということを受け入れて、”自分”として、安定して生きている人物のように私には映り、ベンの私生活ともシンクロしてしまいました) でも、考えるに、ベンはベンなりに、役づくりしていたと思う。 ヘンリクという人物 - 世間から少し距離を置き、芸術や美しいものを愛し、(The Hour のフレディのようにちょっと)arrogantで、伊達者、キザ、偏屈・・・影を持っていることを自覚しながらも、堂々と自分でいる。 若かった以前なら、エディのやる役をやってやれないことはないかもしれないけれど、今回は、脇ということで、そういう属性をすっかり横に置き、違う方向から球を投げてきた感もある。 おろおろしているリリーを理解し、リードする(今までと正反対の)立場。 (敢えて言っちゃいますが、伊達者としての着こなし(ベレー帽とか)が似合わない。もみあげない髪型も・・・トム・フーパーさん、もう少しベンをクラシカルないで立ちに仕立ててほしかった…!) *ヘンリクがリリーに近づいて口説くとき、「ぼくと同じ影の世界に住んでいる人だから、理解できるし そこが好きだ」みたいなセリフ(すみません、正確には忘れました・・・が) 『ロブスター』にも通じる、孤独⇔愛の関係がここにも・・・ *あの下唇をくわえるようなキス・・・(のけぞってしまふ・・・) *マティアス・スーナールツ=ハンスも、ミステリアスだけれど頼れる一匹狼的男性。(映画においては、ハンスのセクシャリティが私には不明でした) が、そういうことも乗り越えた3人の愛とも言えるのか・・・ ゲルダのアイナーへの愛 ~ ゲルダ、アイナー2人の愛の絆に打たれて2人を支えたハンス (インタビューを見たら、この作品と次の作品のことを訊かれ、 「最後はやっぱり ”Unconditional Love"(無条件の愛) に終わる」と語っていました・・・) *正統的で構成とキャスティング(犬までも!)が完璧なほどしっかりしているトム・フーパ―。 音楽・衣装・美術 どれを取っても万全。 *美術は、イヴ・スチュワート ベンの出た「The Hour」 の記憶も新しい (『英国王のスピーチ』『レ・ミゼラブル』時もトム・フーパー組だったのですね) *作曲のアレクサンドル・デスプラは、「Suffragette」も作曲してるみたいです ♪ *映画全体の景色も、カスパー・ダヴィド・フリードリヒを意識したとのこと。 アイナーの絵も風景画で、ちょっとフリードリヒに似ていました。 ドレスデンで手術に行った時、病院の受付で名字を訊かれてとっさに「エルベ川のエルベ」と そこから、リリー・エルベという名まえが・・・。 *ああいう最期とは、予想していませんでしたので、終盤 徐々に胸がつまり、終わる頃には涙が・・・ Elle にこのような実話が・・・ ◆ 性転換手術でわかった驚愕の事実 上記もそうですが、下記のトリヴィアでも事実と違う部分の指摘が諸々 ↓ (トリヴィアとしては大変読み応えあり) ◆The Danish Girl 2015 - IMDb Trivia (46) まあ、映画は映画ですので、そういうことは忘れて作品は作品として楽しみましょう ♪ この新聞ハット ↓ には笑いました… YouTube The Danish Girl: Pixie The Dog - Behind The Scenes Exclusive Hvap=ヴァップ ちゃん (本名はピクシーだそうな ↑)
by uraracat
| 2016-04-01 11:30
| リリーのすべて
|