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『ニーチェの馬 - The Turin Horse 』 A Torinói ló を観る●ニーチェの馬 (A Torinói ló/The Turin Horse/2011/Béla Tarr) (ベラ・タール監督作。ハンガリー、フランス、ドイツ、スイス、アメリカ) すごい、すごい映像体験でした! 星4つ ★★★★☆ 圧倒! これを撮ったら、もうメガホン置くしかないです。タール監督! 最初の15分(位)、全くセリフがない。(全編でも全部足して5分もあるかどうか・・・?) それでも2時間半を魅せてしまう。どういうことだ・・・・・? 私、本編中(日にちが一日目、二日目 ~ ・・・・・六日目と進んでいくのですが、)二日目くらいのところで、ぐっすり眠らせてもらいました。。。多分5分くらいだと思う。とても、とても気持ちよく・・・・・ 見始めてすぐ、「やばい、私これ絶対寝る!」と直感しました。(昔よく、ベルイマンやタルコフスキーで寝たなあ・・・)でもねえ、↓ 一番下に貼ったサイトのヴィム・ヴェンダーズの言葉で安心しました。好きな映画ほど人は寝るのだそうです。気持ちよくて・・・・・ そしたら、寝たらすっきりして、あとは、もう夢中で惹き込まれました。 そのあとの時間の流れが、何とも言い様のないもの! 2時間半がたったの5分間にも、長い長い永遠の時間のようにも感じられて、不思議な浮遊感の中に私は漂っていたのでした。気持ちがよかったのなんの。。。(隣りの席の人は6割くらいのところで、映画館を出て行ってしまった。。。けど。) 『サタンタンゴ』 東欧らしい、頬骨のしっかりした、意志の強そうな女性。(この娘を得ただけで、もう映画の成功の半分は約束されますね) 途中、よそから侵入して、井戸の水を飲む一団の一人に「悪魔の目をしている」と言われる眼を持つ女性。 その容貌だけでも、一幅の絵画。精神の塊り。圧倒的存在感。 ミニマリスムとはこういうことか? 少ないセリフだからこそ、その一つがとても大きな意味を投げかける。 音楽も主役の一人だった ♪ 全編通して荒野に枯れ葉を撒き散らしながらずっと吹き荒れ続ける、乾いた強風も主役。 白黒画面の陰翳だけの饒舌さに驚く・・・(ミヒャエル・ハネケの『白いリボン』を思い出したが、少し肌触りが違う) (読めないながらハンガリー語のエンド・クレジットを追いかけていたら、"SFX" を使っていたらしいので、あの強風をずっと吹かせるのが合成だったのか・・・?それをわからせないところも上手い!) パンフレットを買っていないので、詳しいことをそこに書いてあったら、すみません。私のは単なる感想と憶測です。 ◆ちらしによりますと、 「“映画”という枠を超え、7時間半の大作「サタンタンゴ」はルーヴル美術館で上映され、2001年にニューヨーク近代美術館(MOMA)、11年にはパリのポンピドゥ・センターにて大規模なレトロスペクティブが開催された。 ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サント、ブラッド・ピット、ティルダ・スウィントンらが、崇拝してやまない監督」 だそうです。 YouTube ◆ベラ・タール 監督 来日時インタビュー 11/24 『ニーチェの馬』 Q & A ******** ◆ヴィム・ヴェンダーズ本人からのザ・シネマ視聴者へのビデオレター
by uraracat
| 2013-01-11 22:08
| 音楽・芸術
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