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ベン・ウィッシュな休日Ⅰ...以前の記事
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ベンのロンドンの舞台 Cock 観劇一周年 ☆ ☆ ☆
" Cock "
2009年11月25日、26日、27日 London Royal Court Theatre, Jerwood Theatre Upstairs にて 脚本 マイク・バートレット 演出 ジェームズ・マクドナルド 私の生涯、あのように鮮烈な出来事がかつてあっただろうか? 出待ちで二度も御目文字がかなったことは別としても、 あの舞台のテンション、作品自体の小粒ながらのパンチ、ベンの生な演技・・・ そして何よりの生々しい記憶として私の体の奥底に感覚として残っているのは、ベンが発していた<とてつもない翳り>・・・ あれはいったい何だったのだろうか?と今も考える。 イギリスでは、要の歳として盛大にお祝いされる30歳を前にしての29歳という年齢。 大きな役を立て続けに演じ、人生のカードをもはや20代で使い果たしたかのような密度の濃いそれまでの俳優人生・・・ 11ヶ月間は舞台にも、カメラ前にも立たなかったであろう、ブランクの時期・・・ 映画『ブライト・スター』で、25歳で夭折した詩人ジョン・キーツを演じたこと・・・ それまでの自己破滅型の役に比べ、逆境に在ってもその運命に屈することなく人間的な大きさで周囲を包み、その愛に溢れた作品を残したことによって今も多くの人を魅了し続けているキーツを、我がことのように自分の中に取り込んだ ― 本人言うところの ― 自分への education。 その役を、自分に任せて演じさせてくれた、ジェーン・カンピオン監督との出会い・・・ 『Brideshead Revisited 情愛と友情』に続き、この舞台作品、Cock と NY オフブロードウェイの The Pride でゲイを続けて演じることで、またも雑誌 OUT などから興味津々のインタビュー・・・ 楽屋でフォトグラファー Simon Annand 氏のカメラに向かって その思いの深さと、現実との行き来の振れ幅が、傍でみているこちらまでハラハラさせるのだ。 そのハラハラ・どきどきがまたベンの魅力☆ それが痛いほど伝わってきた・・・ 生の存在感、生のぬめり感(以前、爬虫類に譬えられたこともありましたが)、オーラ、フェロモン、体液・・・(演出家のケイティ・ミッチェルが「生こそがエロス」と言っていたことも想起)・・・そのどれと表現してもいいような、そばで見たからこそ伝わってきたべンの真の魅力・・・(あ、こう書いていてなんだか涙がにじんでいる私・・・だめだ・・・泣笑) 生まれてこの方観た舞台で一番シンプルなものではなかったか。全てがほとんどセリフだけで進む。リズムとテンポと掛け合いと滑舌と、長ぜりふと捲くし立ての弾丸トークの応酬・・・。スカッとする。 above two photos by Geraint Lewis このあたりからが濡れ場。大爆笑のピロートーク。ベンのコケティッシュな魅力満開のエロティック・コメディ ♪ もちろん、イギリスだから痛烈な社会風刺も詰まっています☆ 本番前に ダサい曲 ♪ Bucks Fizz で踊ってウォーミングアップ S. Annand 氏の俳優の舞台開演前30分を撮り続けた写真展覧会The Half の一環。 劇場の様子、ベンの楽屋での姿、開演前の緊張した空気、ナイーブな人柄のひとコマなど・・・ 貴重なお宝映像。 (♪~~~あなたは~ 気絶するほど悩ましい~ ♪ by Char ) オープニングの夜、地下のバーでのアフターパーティにて。服装に構わぬベンさま、このようにイケテないのもまた魅力 ♪(ベンに失礼な!& ファンの欲目もいい加減にしろっ!笑。 ※注:出待ちで私がお会いしたときはもっとかっこよかったです☆) ******************* 昨年の観劇後の感激鑑賞記は → こちら ベン・ウィッシュな休日Part I ※注)長くて濃いですっ!(笑) うふうぐっ、やっぱり思い出すと出待ちは感動的だっちゃわ~ん! ヨ、ヨダレがでしょ~じゃォ~ん! 握手を求めて差し出した私の手をベンがクィっと引いて抱き寄せてハグっ ♪ & キッス ♪ やさしい言葉の響き・・・♪ そして、離れてからも投げキッス ♪ そして、そして『Words for You 』のCDジャケットに書いてくれた " deep love " の文字~ ♪ きゅああ~、今思い出してもめろめろして溶けてしまいそうじゃ~~~~~あ ☆☆☆☆ 一生に最初で最後の 大役 = 王子さまに抱かれる王女さま~ ♪♪♪♪♪ いっそあのときベンの腕の中で死ねたら~~~~~!!! でも、熱狂1ファンが衆人環視のもと、(腹上死ならぬ)腕中死などとなったら、 (グルヌイユじゃあるまいし)三面記事もいいところで、ベンに大迷惑がかかるけど・・・(大笑) と馬鹿な夢想をしながら、また キーツの手紙の一節 " Your loveliness and the hour of my death " を思い出す・・・
by uraracat
| 2010-11-27 11:34
| 舞台
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